年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
皆様への新年のご挨拶を、こうしてさせていただけるようになりまして、
本年で丁度10年の節目を迎えます。
あっという間の10年でしたが、孫たちの成長を見るにつけ、
確かに年の積み重ねを実感いたします。
そして皆様のお支えがあっての今に、感謝と報恩の覚悟をもって、
さらに努力精進してまいりたいと覚悟新たにしています。
2011年の東日本大震災(もっと前から言いますと1995年、阪神大震災)から、
かつて経験したことがないような様々な試練が襲ってきました。
「未曽有の災害」の「未曽有」が当たり前になってしまうくらいの
頻度でありました。さらには、感染症、紛争、紛争によるコストアップ、
経済不況などなど、枚挙にいとまがありません。
キリスト教などに、ハルマゲドンとかの終末思想があります。
仏教も正法千年、像法千年、末法万年などと言います。
救いの効果は、釈迦入滅後千年続き、さらに仏像を拠り所に、
仏法を信じることで救われる期間が千年。その後の二千年以降は
苦しみの世界になると言われています。今がそういうことかもしれません。
パンドラの箱の蓋を開けたことで、一気に災い、苦しみが飛び出し、
最後に「希望」がそっと現れてきた。そのように苦しみの極みに、
キリスト教ではノアの箱舟だったり、仏教では弥勒菩薩が希望として
インストールされています。
熱力学第二法則に「エントロピーの法則」があります。
すべての物質は無秩序、劣化の方向に向かう、という考え方です。
私は物質だけでなく、人の精神、心も、何もしなければ
劣化に向かうのではないかと思っています。
劣化とは「自分中心」の心の肥大化ではないかと思うようになりました。
兎に角、人のことより自分が良ければいいという生き方です。
社会は「持ちつ持たれつ」で成り立っていますが、もし自分だけを
優先したら、とても居心地が悪くなりそうです。資源枯渇、環境汚染、
国際紛争、経済格差、ご近所トラブルに至るまで、
すべてはそこに起因するのかもしれません。
でも、「自分が、自分が」の「我」から発する、不平、不満、愚痴を我慢して、
妬み誹りを抑制し、自慢話を控えたら、私には話すことが何もなくなってしまいそうです。
ということで、しばらくは皆様に我慢していただき、このまま続けさせていただきます。
ここ十数年、苦難に耐えてきた、ではなく、この苦難を通してどれだけ、
気づきや学びを得、成長できたかが問われているのだと思います。
かつて、「こうやってきた」「こうでなければならない」や、
幾ばくかの成功体験によって身に沁みついた考え方が、
今どれだけ現実に合わないものになっているかを知ることになりました。
私たちは、この試練を「これがあったせいで、こうなった」ではなく
「これがあったおかげで」これに気づけた、学ばせていただけたと、
プラスに受けとめてまいりたいと思います。
喜んでいただくために、ぶれずに「正すべきは正し」、
「変えるべきは変え」、「やるべきはやる」、この構えこそ貫き、
エントロピーの法則に取り込まれることなく、いつまでも喜んでいただける道、
新たな地平を開いてまいりたいと思います。
(弥勒菩薩の救済は56億7千万年先だそうです。それまで待っていられませんから。)
これよりは、「私らしく心地良い」暮らし方提案から、
「人に優しく地球に優しい」文化醸成を目指し、緊張し過ぎず、
ゆるみ過ぎず、精進を重ね、ご提案し続けてまいりたいと思います。
どうか皆様にとって素晴らしい年でありますように。 合掌
そして、どうかそのお手伝いをさせてください。
2025年1月株式会社オルウェイズ 代表
